膝痛
階段の上り下りや正座をすると痛んだり、歩くだけでも痛みを感じたりするなど、膝痛は多くの人が悩みを抱える症状のひとつです。 膝は、人の体重を支えるという私たちの体にとって重要な役割を果たしています。膝に痛みがあることで、運動不足やストレスの原因になりますので、膝が痛くなった時は、早めに適切な対処をすることが大切です。
原因
膝痛を発症する原因には様々なものがあります。激しいスポーツや外傷などによって、膝関節周囲の筋肉や靱帯への損傷・炎症によるものもありますが、その他にも以下のような原因があります。
・膝関節の変形によるもの
膝への衝撃を吸収するクッションの役割がある関節軟骨がすり減って傷んでしまい、日常生活でも膝に痛みを感じるようになる疾患です。
・O脚やX脚の影響によるもの
腰や骨盤、股関節周りの筋肉バランスが悪く、O脚やX脚になってしまった場合、O脚では膝の内側へ、X脚では膝の外側へ負荷がかかりやすくなり、膝痛を発症することがあります。
・肥満や体重増加によるもの
体重が増えることで膝への負担も大きくなり、痛みを起こす原因になります。
・太ももの筋肉の衰えによるもの
膝の曲げ伸ばしをスムーズに行い、動かすときに膝への負荷を和らげるためには、太ももの前後にある複数の筋肉の正常な働きが必要になります。運動不足で筋力が衰えることで、膝痛を発症することがあります。
アドバイス
ウォーキングなどの無理のない程度の運動をしましょう。痛みのために動かなくなると、筋力が衰えていき関節も硬くなるため、身体に負担のかからない軽い運動から始めましょう。
軽い運動でもいいので、毎日続けることが大切になります。また、体重増加による膝への負担があれば、健康的な食生活を心掛け理想体重に近づけましょう。
鍼灸治療は膝痛に対してとても有効な治療法になり、多くの方に喜んでいただいている実績があります。症状で悩まず、楽しい生活を送るためにぜひ、鍼灸治療をお試しください^^