肋間神経痛
肋間神経痛とは肋骨に沿って走る肋間神経という神経がなんらかの原因で痛みがでる症状です。一般的には、身体をねじる、深呼吸や咳をする、大声を出すといった肋骨の動きによって痛みがひどくなったりします。
症状は、左右どちらかに起こる胸の痛みになります。肋骨の下の方を押すと痛みがあり、胸を広げる伸びの姿勢や咳、深呼吸をすると痛みが強くなります。
症状は人それぞれですが、人によっては肺や心臓などに痛みを感じたり、背中の張りを感じることもあります。
肋間神経痛の原因
病気やケガなどの原因がわかる続発性肋間神経痛と、検査をしても原因がわからない原発性肋間神経痛があります。続発性肋間神経痛は、肋骨の骨折やヘルニア、肋骨の間に沿ってできる帯状疱疹、内臓疾患などによって痛みがおこると考えられています。また、ストレスや肩こりが原因になったり、疲労やデスクワークなどで同じ姿勢を続けていることでも痛みが起こります。
肋間神経痛の予防
肋間神経痛は同じ姿勢を続けている方に多く、肋間の筋肉が硬くなっている、血流が悪くなっていることがあります。体を動かすことで血行を良くしましょう。お勧めはラジオ体操です。ラジオ体操はバランスよく体のストレッチをすることができるので、ぜひ試してみてください。
体操や運動を行って痛みが強くなる場合は中止して一度病院で診てもらってください。
鍼治療は肋間の筋肉などに直接刺激することで、 痛みの改善、血流改善、自然治癒力を引き上げて症状を改善することが見込めます。 ぜひ、痛くない鍼治療をお試しください。